気づきのマーケティング 12
「したくない」を「しなくてもいい」へシフトする、シン・マーケティング戦略
満員電車で通勤したくない。出社したくない。
コロナの影響でリモートワークやウェブ会議が浸透した結果、
したくない(負の欲望)が、しなくてもいい(承認)ことになった。
変わらないと思っていたこと、我慢していたことが、あっさりと覆された結果、
人々は更なる怠惰を求めている。
出かけるのは面倒。買い物にも行きたくない。じゃあネット通販。
食べに行くのも面倒、作るのはもっと面倒。じゃあデリバリー。
家から出るのは面倒。でも遊びたい。じゃあネットワークゲーム、オンライン動画。
出かけなくてもいい。動かなくてもいい。そんな消費者のワガママが叶えられる。
この市場において、御社の商品やサービスは消費者の「どんな」したくないを
「しなくてもいい」ように変えられるのか?
この発想が、新たな生活様式に求められるシン・マーケティングの起点となる。
0コメント