気づきのマーケティング 8
自宅はもちろん、会社の郵便受けがチラシや
ダイレクト・メールでいっぱいになっている。
そんなウンザリする経験を、あなたもお持ちかと思います。
しかし、自分でwebサイトやSNS、ブログを更新したり、
チラシを作っているのでしたら、他社のチラシや
DMを「まず一度は見てみる」ことをお薦めします。
なぜなら、時間やお金をかけて作った他社の販促ツールの内容は、
良くも悪くも、自社での販促ツール制作の参考になるからです。
ルキウスは、webやSNSなどのデジタル・インバウンド・
マーケティングを中心に集客、販促を提案しています。
その一方で「自社パンフのポスティング」もしています。
集客販促ツール提案の際に、自社の事例として
お話させていただくと
「なんで、そんなことやってるの?」と
お客様からご質問いただくことがあります。
理由を申しますと、まずひとつ、ルキウスは
京都市内を中心に活動しているため、地域密着型の
ランチェスター戦略を行っています。
自分の足で探して、自分の目で確かめる。
ジオグラフィック・データを収集する。
いわゆる、エリア・マーケティングです。
もうひとつの理由は、最新のマーケティングオートメーションツール
(自動応答メッセージや、データ駆動型デジタル広告など)を
提供している、あのハブスポットでさえ、古くからある電話と
いう方法で営業をかけているからです。
興味のある方は、下記の著書をご一読ください。
『スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家』
(ダン・ライオンズ:著、長澤あかね:訳/講談社)
最新のインバウンドに従来のアウトバウンドを組み合わせる。
もちろん、そこに効果を見出せるからこそ、採用しているのです。
実際、ルキウスでもポスティングから、WebやSNSへのアクセス、
お問い合わせがありました。
もちろん「古い」とか「いまさら」と思われる方も多く
おられることでしょう。しかし、自社の商品やサービスの
ターゲットに最も適したマーケティング手法を見つけるために
「様々な可能性をテストする」ことは不可欠なのです。
売れているから、広告や宣伝をしているのではありません。
広告や宣伝をすることで知ってもらう、選んでもらう、
そして買ってもらえるのです。
あのスターバックスでさえ店頭で試飲カップを配っています。
テレビでよく見る、ホテル比較サイトのトリバゴは、売上の80%を
あのCMに注ぎ込んでいます。
それでもまだ「知ってもらうための行動」をしよう、とは
思えないでしょうか?
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