気づきのクリエイティブ 3
例えば、あなたが「必要なモノ」を探すのならば、ネットで検索することでしょう。
列挙された結果を比較して、ご自分の要望に最も合った「そのモノ」を選択、
検討することでしょう。
では、別のモノ(例えばA)を探しているとき、偶然「以前から気になっていた他のモノ=B」
に出会ったとしたなら、あなたはどう感じるでしょうか?
きっと、あなたは「これこそ、運命的な出会い」と感じて「そのモノ=B」を迷わず購入することでしょう。
■ そんな偶然を計画する方法
「プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)」理論と
いう考えがあります。「偶然を計画する」と訳され、1999年に
スタンフォード大学のJ・D・クランボルツ教授が発表した学説です。
クランボルツ教授は、主体的に行動する中で起こる様々な偶然が、
人生を切り拓く開くチャンスに変わる「計画的偶発性理論」を
提唱しました。
■ 常に好奇心を持ち、行動し続けることでしか人生は開けない
クランボルツ教授はその秘訣として、以下の5つを挙げています。
1:旺盛な「好奇心」色々なことに興味をもち、知識を得る。
2:努力を重ねる「持続力」失敗しても簡単に諦めず、持続させる。
3:物事を前向きに捉える「楽観主義」物事が持つ二面性に着目、
ネガティブにではなく、ポジティブに捉える。
4:固定観念に縛られない「柔軟性」既成概念に捕われず、
新しいものを受け入れる心構え。ゼロベースで物事を捉える力を持つ。
5:失敗を恐れない「冒険心」リスクを恐れずに行動、挑戦していく。
予想外の出来事に見舞われたとき、“思っていたことと違う”なんて
切り捨てずに、“新しい人生が開けるかもしれない”と捉えてみませんか。
加えて、普段の努力も重ねつつ、目の前の出来事には心を開いておく。
そんな心構えが チャンスを呼び込んでくれるのです。
では、ここで少し考えてみてください。
お客様が求める「商品やサービス」を探してネット検索をしました。
当然、列挙された結果を比較して、最も要望に合う「商品やサービス」に
決めるでしょう。
ところが別の目的で、どこかで偶然「商品やサービス」に関する情報に
出会ったなら、どうでしょうか?きっと運命的な出会いを感じて、
迷わずに決めてくれることでしょう。
では、そんな予想外の、偶然の「商品やサービス」情報との出会いは、
どうすれば可能でしょうか?
アウトバウンド・マーケティング(ダイレクトメールやチラシなどの広告により、
売り手から見込み客に向けて情報を発信する施策)は、ここでこそ真のチカラを
発揮するのです。
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